夜を守る|石田衣良|おすすめ小説ランキング

夜を守る|石田衣良

夜を守る|石田衣良 辛口感想

「池袋ウェストゲートパーク」のアメ横版的なストーリー(全然内容は違うんですがストリート青春小説って感じでは同じです)。

 

上野・アメ横。冴えない青春を送る四人が、街を守るために立ち上がった!失踪した相棒を捜すダンサー、引きこもりのイケメン、嫌がらせに悩むヤクザ、商店街を脅かす“ハイカラ窃盗団”…。メインストリートの守護天使たちが遭遇する数々の事件と、その活躍を描く痛快青春ミステリー。

 

このストーリーは、登場人物のキャラクターが非常にいいです。

 

いつもの仲間3人に加えて、知恵おくれの「天才」、昼間はOL夜は売春婦の「レイカ」、ヤクザの「キャスター」。それぞれの登場人物が温かく読んでいてほっとします。石田衣良さんの作品はこういう風に感じるものが多いですね。私は好きです。

 

人が持つ温かい心の部分をうまーく表現するところは、ものすごく引き込まれていきます。

 

殺された自分の息子の犯人を捜すために、毎日夜アメ横を歩いている相良老人。
ヤクショが、チームに入りたいと言ってきた「天才」に対して、今夜中にアメ横通りの放置自転車をきれいに片づけたらチームに入れると追い払った時、「天才」はそれを信じて実行する。その際、相良老人と一緒に片づけを行うのだが、実際にそれが終了した時、相良老人が、アポロ、ヤクショ、サモハンに言ったセリフ。
相良老人「あの子は、こいつをすべて片づければ、チームとやらに入れてもらえるといっていた。そういうことでいいのかな」
アポロ「ああ、いいよ。約束は約束だし。(略)」

 

それほど、気になるセリフではないのかもしれないですが、相良老人のセリフは、知恵遅れの「天才」がチームに入れる嬉しさから本当に一生懸命自転車を片づけていたことを見て、知恵おくれの「天才」が行った行動が、正しかったのかきちんと確認するためのセリフだ。そして、そのセリフから、「天才」が真面目に仲間に入りたいたがっていることがすごく分かりますし、それをきちんと見届けようとする相良老人の粋なはからいがとても嬉しい。

 

ガーディアンの4人を主人公とする短編シリーズですが、最終的には完結する長編のような小説。

 

楽しめます。

分類

評価

コメント

ストリートミステリー小説 夜を守る

いいですねぇ。出てくるキャラクターがとても温かい作品です。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

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