クレイジーヘヴン|垣根涼介|おすすめ小説ランキング

クレイジーヘヴン|垣根涼介

クレイジーヘヴン|垣根涼介 辛口感想

その瞬間、世界はすべて鮮やかになる。喘ぐ男と女。破滅への疾走。

 

坂脇恭一は27歳のありふれたサラリーマンだが、孤独な胸の内に自己破壊にも似た狂気を常に隠し持っていた。彼とひょんなことから出会う23歳の元OL・田所圭子は、冴えない中年ヤクザと同棲して美人局をしている。恭一がこの中年ヤクザを殺してしまい、彼らの住む世界の歯車は徐々に狂い始めた……。虚無と絶望が交差する日常から、人はいかに自己を解放できるのか。「ワイルド・ソウル」の著者が放つアナーキークライム・フィクション!。

 

アナーキークライムノベルということで、読んでみました。

 

著書の小説は、ヒートアイランド、ワイルド・ソウルなど、クライム(犯罪)系小説では、クライム小説の中でも比較的後味が悪くないものが多くあります。結構読みやすく、テンポよく進んでいくものが多いのですが、これはちょっと違っています。

 

普通のサラリーマンが、ある時に、チンピラにからまれた同僚を助けるために人を殺してしまう。その後、一緒にいたヤクザの情婦となぜか行動を共にする。普通のサラリーマンと思って読んでいくと、心にどこかさめた部分を秘めた恭一。普通のサラリーマンとはちょっと違う部分がところどころに出てくるのですが、そもそもそれは人が誰でももっているさめた部分だと感じるようになりました。ある意味、ノワール的なニオイがプンプンする小説だと感じました。

 

一緒にいる圭子も同様で、チンピラにつかまった自分をどこか恥じているところ、それを恭一に見透かされたことに対して怒りを感じるのだが、人を殺したこと、自分はもうどこにも行けないことなどから、ずっと離れられないでいる状況は、読んでいて理解できるような気がしました。

 

ただ、大きな事件もおきず、2人が淡々と過ごす中盤が少し長かったためか、そのせいで物足りなさを感じました。

 

派手な展開を期待していたからかもしれません。

分類

評価

コメント

クライム小説 クレイジーヘヴン

日頃たまったうっぷんを晴らす。といった意味でのクライム小説の典型。読んだ後微妙です。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

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