アキハバラ|今野敏|おすすめ小説ランキング

アキハバラ|今野敏

アキハバラ|今野敏 辛口感想

今野敏の数ある作品の中であまりない痛快アクション小説。
その日、大学入学のため上京したパソコン・マニアの六郷四郎は、憧れの街・秋葉原に向かった。だが彼が、足を街に踏み入れた瞬間、店で万引き扱い、さらにヤクザに睨まれた。パニックに陥った四郎は、思わず逃げ出した!その瞬間、すべての歯車が狂い始めた。爆破予告、銃撃戦、警視庁とマフィア、中近東のスパイまでが入り乱れ、暴走する電気の街・アキハバラ。(裏表紙より)

 

上京したオタクの田舎者から端を発し、東京の学生、コンパニオン、パソコン屋の店長、モサド、ロシアンマフィア、刑事、ヤクザ、電気街の部品屋のおやじ、秋葉原にその時にいた人たち全員を巻き込んだテンポが心地いい痛快小説といった感じがした。

 

ファティマとベーリ少佐との諜報員同士のせめぎ合い(多少ベーリ少佐の負けが見えるが)、田舎者史郎とコンパニオン芳恵との誤解、ロシアンマフィアとヤクザの親分菅井田との銃撃戦、そしてファティマと連携をとる碓氷部長刑事。

 

この小説のいいところは、ヤクザだろうが、モサドだろうが、刑事だろうが、出ているほとんどの登場人物たちの良さが少しずつでも表現され、それが読んですぐに伝わるところだと言えると思う。

 

ファティマがなぜか本来敵であるベーリ少佐と碓氷に協力するところや、ヤクザであって最初は悪役だった菅井田が子分の仇だけをとり必ず生きろと金崎に言い聞かせるところなんかは、素直に嬉しい気分になってきた。

 

物語自体は、シリアスでもなくただただ痛快に描かれているのだが、細かいところで登場人物の存在感を十分に感じさせてくれる作品だった。

 

こういうのは割と好きです。

分類

評価

コメント

痛快アクション小説 アキハバラ

軽い感じの作品だが、登場人物の存在感を感じさせるところはさすが今野敏さんでした。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

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