レベル7|宮部みゆき|おすすめ小説ランキング

レベル7|宮部みゆき

レベル7|宮部みゆき 辛口感想

1994年と2012年に過去2回、テレビドラマになっている宮部みゆきのサスペンス小説。

 

あるマンションの一室で目を覚ました二人の男女。しかし、何故か二人とも記憶をなくしていた。そしてその二人の腕には「level7」という不思議な文字が残されていた。マンションの隣の部屋の男は偶然そこに住んでいたのか?味方なのか、敵なのか?記憶をなくした男と女が記憶を捜して奔走する。一方、「レベル7まで行ったら戻れない」という謎の言葉を残して女子高生が突然失踪した。

 

謎からスタートするストーリーはさすが宮部みゆきさんといったところです。小説でもテレビドラマでも先へ先へと進みたくなってきます。ただ、ここでもあえて言いますが、映像にすると何かが違ってきます。もちろん、監督やディレクターのイメージに合わせて作られるので、小説を読んだ人が映像を見るとほとんどが違和感を感じるのですが、このテレビドラマ特に2012年版については、失踪した女子高生をカウンセラーが捜すが、ドラマでは孫娘が失踪した祖母を捜したり、祐司と明恵の父親の職業が医者など、キャスト設定やストーリーなどに無意味な変更があり、意味が分からなかったというのが本音です。

 

物語のなかでは、たった4日間の出来事が、そのストーリー展開のなかで内容が結構詰まっています。サスペンスということですが、展開もスピーディで、文章の表現も非常に良かったです。

 

感想を一言で言うと、しっかりとストーリーがつくられているという印象でした。

 

読み進めても、「レベル7」がずっと何だかわからない。しかし、それを知りたくてワクワクしてページをめくる手が止まりません。
それを引き立てるのが、登場人物たちのぼやけたままの人物像のままストーリーが進むことかなぁと。失踪者、そして不穏な動きを見せる人物が多数登場するところ、そして登場人物たちの輪郭が、ストーリーが進むごとに次第に明らかになるところ。最後は予想外の逆転!さすが宮部マジックということなのでしょう。

 

サスペンスは結構ハズす確率が多いのですが、この本は楽しめました。

分類

評価

コメント

サスペンス小説 レベル7

サスペンスではかなりレベルの高いストーリー展開だと思います。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

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