夢をかなえるゾウ|水野敬也|おすすめ小説ランキング

夢をかなえるゾウ|水野敬也

夢をかなえるゾウ|水野敬也 辛口感想

 

あまり、昔の偉人たちの本などを読むことはなかったのですが、これを読んで目が覚めた気がしました。随所にちりばめられたくだらない展開にもかかわらず、本当の自分を見失わずどうやって生きていったらいいか教えられた不思議な小説でした。

 

主人公はどこにでもいる普通のサラリーマン。彼の夢は「成功してお金持ちになること」。今までに自己啓発の本を読んだりして、自らを変えようとしていたが、三日坊主の性格が災いして失敗し続けてきた。そして、会社の先輩の友人のパーティーに出席した彼は、そこで有名人やアイドルの友達が談笑しているのを目の当たりにし、自分の住んでいる世界との差を痛感。その夜、彼は泥酔したままインド旅行で買った置き物に「人生を変えたい」と泣き叫ぶと、次の朝、枕元に関西弁を話す謎の生物が。それは置き物から化けて出てきた神様・ガネーシャだった。主人公はガネーシャに振り回されながらも、夢を成すためにガネーシャの課題を行うことになる。
ガネーシャが与えた課題を実践し、身につくまで継続することが成功するために大切だと謳っている。主人公がガネーシャの身勝手とも言えるふるまいに翻弄されながらも自分を取り戻していく一風変わった物語。

 

ガネーシャの一見軽〜く感じられる関西弁が非常にいい味をだしています。細かい笑いも結構笑えて私的には結構ツボだったのですが、最後の最後にハッと思わせる展開は、心が洗われる気がしました。

 

幸せになりたければどうしたらいいのか。「車が欲しい」「彼女が欲しい」「お金持ちになりたい」「偉くなりたい」、そういって言葉に出している人は、その発した言葉から一番遠くにいるのだと本当に感じさせてくれた一冊だった。

 

お金を稼ぐためには、人を喜ばせなければならない。しかし、自分が十分に満たされていないと、人を喜ばすことは難しい。自分にお金や余裕があれば、人を幸せにできるが、最初から自分にお金があったりすることはない。では、どうすればいいのか。「おおきに」なのです。
「ありがとう」です。小さなことでも毎日感謝して自分が満たされることだけが、他の人を楽しませることができるのです。

 

ガネーシャの教えはたくさんあるのですが、そのひとつひとつは例え話のような印象。しかし、それを着実に継続したものだけが得られる未来。目の前のことはひとつひとつ細かい当たり前のこと、やらなくてもやっても同じことのように思えます。しかし、それを継続した人だけがつかめるものがある。私はそう信じます。

 

私が感動したガネーシャの言葉。

 

「そうや、夢追いたかったら追ったらええ。女の尻追いたかったら追ったらええ。何したってええんやで。成功目指して気張る自分もええけど、ビール飲んでほっぺた赤くして絡んでくる自分も、好きやったで。…」

 

これがすべてなんだなぁ。本当にそうなんだなぁとしみじみ思いました。

 

感動しました。何度も読み返しました。本当に良かったです。

 

 

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評価

コメント

ファンタジー小説 夢をかなえるゾウ

何歳になってもハッと思わせる小説。これは本当に良かったです。

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