町長選挙|奥田英朗|おすすめ小説ランキング

町長選挙|奥田英朗

町長選挙|奥田英朗 辛口感想

町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…なんと引きこもりに!?泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾。

 

空中ブランコが非常に面白かったので、間髪入れずに買いました。ただ、結果的にはがっかりしたものでした。

 

「オーナー」のナベマンは、ナベツネ。「アンポンマン」のアンポンマンはホリエモン、「カリスマ稼業」の白木カオルは黒木瞳。と思わせる(誰が読んでもそう思いますが)手法は今回が初めてかな。

 

登場人物が、一般の人(架空の人物)で、それが、お金持ちであっても貧乏であっても、はたまた特殊な職業であったとしても、なぜか患者の抱える問題が、読んでいる私たちにとって身近に思えるところが、伊良部シリーズの一つの大きな魅力だと思っていた私にとって、このキャスティング?はこの小説の面白さを根本から変えるくらいの改編だと考えてしまいました。

 

結果的には、ちょっとやめてほしかったです。

 

ナベツネ、ホリエモン、黒木瞳は、誰でも知る有名人なのですが、とても身近には感じられず、共感もできませんでした。

 

最後の「町長選挙」は有名人の登場はないのですが、その前の3作品を読んだ後が原因なのかどうかはわかりませんが、これも今一つの出来かなぁと思ってしまいました。

 

伊良部先生もマユミちゃんもなぜか今回は大きなインパクトがなかったような気がします。

 

ネタ切れなのでしょうか。

 

何度も書きますが、伊良部シリーズは、主人公が特殊な職業であったとしても、「なんか、気持ちわかるな〜」というような共感があって、それをまるで5歳児のような感覚を持つ伊良部と一般人とは違った感覚を持つマユミちゃんが対応することで、本当に大切なことを遠回しにわからせてくれるストーリーが一番の魅力でした。

 

現代社会の世知辛い世の中で、そして自分が生きていかなければならない会社や仕組みの中で大切なことを忘れている人たちに対して、本当に大切なことを気づかせてくれ、時にはホロリとくるような展開を望んでいたのですが…。

 

そう考えると、やはり「空中ブランコ」はすばらしかったなぁと思います。

 

なぜか、「空中ブランコ」の評価みたいになってしまいました。

分類

評価

コメント

アダルトコメディ小説 町長選挙

空中ブランコが私的に絶賛、それに比べるとかなり頂けない展開…。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

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