イン・ザ・プール|奥田英朗|おすすめ小説ランキング

イン・ザ・プール|奥田英朗

イン・ザ・プール|奥田英朗 辛口感想

「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。

 

奥田英朗といえば「このミステリーがすごい!」大賞の候補としていつも常連の作家さん。

 

読んだことはなかったのですが、まずは、映画にもなった(映画は見てません)この小説からチャレンジしてみました。

 

一番は、設定が面白くとてもうまい。

 

イカれた精神科医・伊良部と、無愛想で露出狂の看護師のマユミちゃん。これだけだと全然身近なとは言えないのですし、来る患者さんはすべて精神的な課題を抱えた人たち。ただ、よーく読んでいくと、患者であるストレス社会が生んだ「ちょっと変わった」人たちは、私たち自身にも思い当たる節があるような症状だと、ふと感じるところがあります。

 

それを、まるで五歳児のような伊良部先生が、医者とは思えぬ対応で患者と接していく。

 

「人間はもっと素直にいい加減に生きた方が楽だよ。がんばる必要なんでないんだよ。」って言っているような気がして、なぜか引き込まれていくストーリーでした。

 

これを読んでいくと、精神科というのは、カウンセリングや薬の投与をするものではなく、人を本来の何もないフラットな精神状態にもどしてあげるヒントを提供するとこであるべきなのではないかと考えてしまいます。

 

つまり、本来精神科ではなく、家族や友人たちとの関わりの中で気づきが与えられ自然に治癒していくものなのでは、と思ったりもします。

 

どうでしょうか?

分類

評価

コメント

アダルトコメディ小説 イン・ザ・プール

分類が難しい。でも、笑えて爽快な気分になれる小説。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

読書好きのための良いものグッズ

『美月幸房』
ブックカバー 帆布製


Beahouse
ブックカバー/ブラック


Beahouse
ブックカバー/マーブルブラック


リサイクルレザー文庫版
ブックカバー/キャメル


etranger di costarica
ブックカバー四六判/ブラック


ワールドCP
ブックカバー文庫版/ブラック


レイメイ藤井
ブックメイト/ブラック


フランク・ロイド・ライト
ブックマーク MoMA


ブックダーツ
チョコラベル75個ミックス


イン・ザ・プール|奥田英朗|おすすめ小説ランキング関連ページ

空中ブランコ|奥田英朗
空中ブランコ|奥田英朗|おすすめ小説を紹介します。
町長選挙|奥田英朗
町長選挙|奥田英朗|おすすめ小説を紹介します。

 
おすすめ小説TOP 掲載小説一覧 プライバシーポリシー お問い合わせ