コンセント|田口ランディ|おすすめ小説ランキング

コンセント|田口ランディ

コンセント|田口ランディ 辛口感想

ある日、アパートの一室で腐乱死体となって発見された兄の死臭を嗅いで以来、朝倉ユキは死臭を嗅ぎ分けられるようになった。兄はなぜ引きこもり、生きることをやめたのか。彗星のごとく出現し、各界に衝撃を与えた小説デビュー作。

 

タイトルが気に入ったので古本で買ってみました。

 

著者は、今から10年以上前に盗作疑惑が浮上して、その後、告発されるなど結構話題の人だったのを覚えています。コンセントと三部作と言われているのが、「アンテナ」「モザイク」ですが、盗作疑惑で絶版となり、現在は改訂版が販売されているとのこと。

 

コンセントですが、兄の死臭をかいでからの朝倉ユキは、そのなぞを解くために自分の過去と対面していく。自分の過去と向かい合って最終的に自分が何なのか改めて認識していく、ある意味自分と向き合う旅に入るわけですが、独特の性描写を盛り込みながら描かれていくストーリーは、性的な意味ではない興味を感じました。

 

ここまでの性描写が必要なのかどうかは賛否がわかれるところだと思いますが、自分が正常で世の中が異常なのか、世の中が正常で自分が異常なのかを主人公を通して伝えています。

 

ただ、ストーリー展開は速すぎず遅すぎずのちょうど良いテンポで、次々と新しい展開があり結構楽しめました。

 

沖縄のシャーマン(霊媒師)までが登場するところは、かなり興味深く読ませてもらいました。

 

一風変わったエンターテインメント性の強い文学という感じがして、今読んでも結構新鮮に読めたのは非常によかったです。

分類

評価

コメント

エンターテインメント文学小説 コンセント

分類不能ですが、どこかのWebサイトで「娯楽純文学」という紹介があったのでそれをパクってみました。

ランクの目安は下記を参考にしてください。

「やめとけ!買うというより読んじゃダメだ。」というレベル。

「やめた方がいい。買うと損するぞ。」というレベル。

「時間があったら読んでもいいんじゃない。」というレベル。

「割といい感じだと思う。」というレベル。

「すごくいいぜ!読む価値あるよ。」というレベル。

「絶対読んで!何が何でも読んでね。」というレベル。
選定した本及び感想については大きく偏っている可能性もありますが、実際に読みたかった本や話題の本などを自分の好みに合わせて読んでいるだけなので、何を意識したものでもありません。また、ここで記述されてある感想についても管理者自身の感想となりますので、何かを保証するものではありません。

読書好きのための良いものグッズ

『美月幸房』
ブックカバー 帆布製


Beahouse
ブックカバー/ブラック


Beahouse
ブックカバー/マーブルブラック


リサイクルレザー文庫版
ブックカバー/キャメル


etranger di costarica
ブックカバー四六判/ブラック


ワールドCP
ブックカバー文庫版/ブラック


レイメイ藤井
ブックメイト/ブラック


フランク・ロイド・ライト
ブックマーク MoMA


ブックダーツ
チョコラベル75個ミックス



 
おすすめ小説TOP 掲載小説一覧 プライバシーポリシー お問い合わせ